ニュースとして大きな扱いがほとんどないのであまり知られていないと思いますが、福島第一原発事故による警戒区域には、取り残された文化財の問題も残されています。警戒区域として立ち入りが禁止されている範囲に、発掘・採集された考古資料や、近世の文書などの歴史史料など、地域の歴史を知る上で重要な手がかりとなる文化財が取り残されているのです。
もちろん電気などのインフラもストップしてますし、担当者も立ち入りが困難なのでよい状態で保管されているわけはありません。人命や生活に直接関わるものではありませんが、地域コミュニティのアイデンティティに欠かせない財産ですし、何よりも、これらの歴史的資料はいったん失われてしまうと再生することが不可能なものです。自然、歴史と住民が一体となって、はじめて地域が成り立つわけですから。
事故から1年半を経て、双葉郡の担当者による運び出しが実施されたということで、担当者の方のブログ記事を紹介します。
(取り残された縄文土器そのほか)
(運び出し作業について取材を受ける担当者。当然、みな防護服着用です)
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