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背景画像:高積雲(2011/9/24撮影@東京・府中)
Background: Altocumulus          
(24-09-2011@Fuchu, Tokyo, Japan)
日本と海外(パキスタンほか)で考古学しつつの日々のできごと。パキスタンの調査については左コラムのリンクへ
Essays on random themes of archaeological work or daily life...
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ラベル 博物館 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2012-09-08

取り残された文化財/ cultural resources left behind the evacuated zone of FUKUSHIMA


 ニュースとして大きな扱いがほとんどないのであまり知られていないと思いますが、福島第一原発事故による警戒区域には、取り残された文化財の問題も残されています。警戒区域として立ち入りが禁止されている範囲に、発掘・採集された考古資料や、近世の文書などの歴史史料など、地域の歴史を知る上で重要な手がかりとなる文化財が取り残されているのです。
 もちろん電気などのインフラもストップしてますし、担当者も立ち入りが困難なのでよい状態で保管されているわけはありません。人命や生活に直接関わるものではありませんが、地域コミュニティのアイデンティティに欠かせない財産ですし、何よりも、これらの歴史的資料はいったん失われてしまうと再生することが不可能なものです。自然、歴史と住民が一体となって、はじめて地域が成り立つわけですから。
 事故から1年半を経て、双葉郡の担当者による運び出しが実施されたということで、担当者の方のブログ記事を紹介します。


(取り残された縄文土器そのほか)
(運び出し作業について取材を受ける担当者。当然、みな防護服着用です)
※画像は、「なんちゃってCURATORの独りごと」からの転載です。

9/9追記

2012-09-05

大田区立郷土博物館「赤ちゃんと一緒に博物館へ」/ Museum workshop for mothers with baby


「大田区子育てほっとカフェ」から転載です。ウチの奥さんのお仕事です。前回も好評だったようで(大田区教育委員会のフォトニュースはこちら)。都内だと、地元のつながりが少ない人も多いでしょうし、たまたま引っ越してきただけという方たちに地元のことを知っていただく機会にもなればよいですね。
Enlish article here

「赤ちゃんと一緒に博物館へ」のお知らせ(10月25日)

 私は2年前に大田区に引っ越してきたので、大田区の歴史についてはほとんど知りません。
とはいっても、区立郷土博物館は小さい子ども連れには敷居の高い場所かと思っていました。
今回、そんな方でも参加できるイベントがあると聞いたので、ご紹介します。
「赤ちゃんと一緒に博物館へ~特別展示と親子あそびのご案内~」

場所:大田区立郷土博物館 南馬込5-11-13 
日時:10月25日(木)10:00~11:30
対象:0歳から2歳の乳児と保護者
定員:先着10組
申し込み方法:10月11日(木)以降、電話にて(3777-1070)
ご興味のある方は、添付のチラシをご確認ください!
案内は10月11日の区報にも掲載される予定とのことです。また、おおた子育てナビのホームページにも同時期に掲載予定です。(とき)
おおた子育てナビ http://www.kosodate.city.ota.tokyo.jp/
大田区立郷土博物館のホームページはこちら

2012-08-22

Hachikoku-yama Archaeological Museum and Workshop/ 八国山たいけんの里


Last Sunday (19-Aug-2012), we were coming to 'Hachikoku-yama Taiken-no-sato' in Higashi-murayama City, Tokyo. This facility have constructed as the municipal archaeological center for conservation and exhibition of excavated archaeological material.
 土曜日の葛西臨海水族園に続いて、日曜日は、東村山市八国山たいけんの里に行ってきました。西武鉄道西武園線「西武園駅」から徒歩10分、都立八国山緑地にも隣接しています。
 市内の発掘調査で出土した考古資料(土器、石器や木器など)を収蔵・管理・展示する施設(埋蔵文化財センター)ですが、同時に自然・考古・郷土史に関する体験学習がいつでもできます。そして、入館無料です。

The most significant feature of the center is that it has various experimental program concerning with nature, archaeology or folklore of the local, and holds workshop everyday! These are origami arts, hand crafts of paper, clay and acorn for short course experiment. These are very simple so that even small children can easily enjoy it.
 「ちょこっと体験」には、折り紙やどんぐりトトロ作り、ペンダント作り、ペーパークラフトなどがあります(一部有料)。未就学児でもできる簡単なものがあるので、息子×2も楽しめます。下は渦巻き文が描かれた「縄文ノコギリクワガタ」。
Children are delighted with colorful paper crafts of Jomon wild boar and Jomon stag beetle.
However those craft works were slightly difficult for Tomo. He would like to play with these wooden toys.
 息子2(3歳)には工作はちょっと難しかったようで、木のおもちゃ(リサイクル)、土偶パズルで遊んでました。
Tomo enjoyed Jomon Dogu, ceramic figurine refitting with magnet. 
 
Aki was fascinating with this game- bagatelle with bow!The center keeps excavated material from Shimo-yakebe archaeological site which contained rich organic material of Jomon Age, such as crates, japan lacquer wares as well as bows. Therefore the museum created this game featured with bow.
 上は、弓で玉を発射するコリント・ゲーム。なんで弓かと言うと...たいけんの里には、隣接する下宅部(しもやけべ)遺跡の出土品が保管展示されているのですが、湿地に残されていた同遺跡からは多数の縄文時代の弓が発掘されました。それに因んでいるわけです。
 下の写真は、出土した弓を復元したもの。
Reconstructed Jomon bows are represented in the photo above. Original excavated pottery from Shimo-yakebe site are represented in the photo below (Late Jomon: ca.4,000-2,400BP). Another photo below is a huge amount of husks of Japanese walnut (Juglans ailantifolia) uncovered from Jomon plant food processing workshop beside buried channel.
 写真上は、下宅部遺跡出土の縄文土器(およそ4000~2500年前)、下は縄文時代の川辺(その後、埋没した)の作業場跡から出土した大量のオニグルミの殻! ほかにも、さまざまな木器や、昆虫(ノコギリクワガタやタマムシも!)まで出土しています。
Hachikoku-yama is the eastern part of the Sayama Hills and very popular as the model of 'Shichikoku-yama' in the famous Hayao Miyazaki's animation movie 'My Neighbor Totoro'. So- Tomo became Totoro.
知っている人も多いと思いますが、八国山は、「となりのトトロ」に登場する「七国山」のモデルと言われています。たいけんの里を出て西武園線の線路を渡ると、八国山緑地です。今では都立公園としてきれいに整備されていますし、西武園線を走る電車も更新されて新しくなっていますが、それでも、雑木林の間を抜けて単線の線路の上を走る短い編成の電車は、「トトロ」の1シーンを彷彿とさせます。
 しかし、この日はあまりにも暑く、息子1もまだ病み上がりだったので、この後は近所でうどんを食べてそのまま帰ってしまいました。八国山は、また今度。
 下宅部遺跡について興味のある方は、こちらの本をぜひどうぞ。
縄文の漆の里・下宅部遺跡
シリーズ「遺跡を学ぶ」
千葉敏朗著/新泉社
ISBN978-4787710321
よろしければ、狭山丘陵とトトロも
トトロのふるさと狭山丘陵見て歩き

トトロのふるさと財団編著/幹書房
ISBN978-4902615456




東京の里山-狭山丘陵の四季

広瀬敦司著・写真/新泉社
ISBN978-4787711144

となりのトトロ[Blue-ray]

宮崎駿監督/スタジオジブリ


となりのトトロ[DVD]

宮崎駿監督/スタジオジブリ